ビューマックで採取した水生昆虫を持ち帰りたい場合、ビューマック保存液を注入し、液漬標本として持ち帰ります。現地で固定した標本は、放っておくと保存状態が悪くなることがあります。そこで新しい容器に入れ替え、また採取時の固定液をそのまま保存液として使わずに、新しいビューマック保存液にすることで、保存状態は違ってきます。また液漬標本は歳月が経つにつれて保存液が減少し、長期間放置しておくと乾ききってしまうことがあるので注意が必要です。作成した標本には、採取日時、採取場所、採取魚、天候等を記入したラベルを付けて保管します。